癖のお話
人にはそれぞれ、癖という物があるでしょう。
それは、見る人によっては時に微笑ましくもあり、時に不快だったりしますね。
その、不快な癖がエスカレートして、隣人に実害を及ぼすようになると、こりゃもう「あの人のアレは癖だから」とは言ってられなくなるワケです。
今日ね、ラーメン屋さんで、つけ麺食ったんです。
そんなに広いお店ではないので、一人客はカウンターに座るわけですが、イスとイスとの間は結構狭い。
つうか、かなり狭い。
今日、僕の左隣に座っていたお客さん。
僕より先にお店に入って、先に食べ終わろうとしていたお客さん。
彼は、「出されたものは残さず食べる・飲む」主義の人らしく、
麺を食べ終えたあとのスープを盛大にドリンクしていました。
どんぶりを抱えて飲み干す、という「ラーメン発見伝」的なドリンクの仕方ではなく、
レンゲを使って、一口ずつ「ハムー、ハムー」とドリンクしていました。
でもさぁ、レンゲ使ってスープ飲むのって、肘から先だけ動かして、どんぶりと口との間を手首が往復すれば飲めるじゃない?
そんな、「肘を耳の高さまで持ち上げて」じゃなくても飲めるじゃない?
あなた、肘から先は動かさず、脇が駆動してるじゃない?
肘が、僕の左耳付近(時にダイレクトに髪の毛)をタッチアンドゴーしてるじゃない?
しかもあなた、タンクトップって。
視界にチラチラと暗黒ジャングル、それはあんまりじゃない?
あんた、ピザとかお雑煮とか食うとき、チーズや餅を、前方に「ニーーーーーー」と伸ばすタイプでしょ。
ヘイ、あいにくそんなの見て喜ぶほどキッズじゃないゼ。